当サイトについて(運営者情報)

はじめまして。当サイト集患倶楽部(SKC)主筆の山岡と申します。
当サイトは、病院やクリニック(歯科医院含む)向けに(主に)Web上からの集患について解説するためにOPENいたしました。
個人的に「再現性」という言葉が好きになれないのですが、Webからの集患はロジックがハッキリしているので再現性が割りと高めです。従って、当サイトに書かれてある事を勉強していただければ貴院の集患は良い方向に大きく舵を切れると思います。
ただし行動が伴わなければ無意味だし、多くの失敗を重ねない事には集患の正解に近づく事はありえません。別の言い方をすると、正解を探そうとすればするほど失敗し、失敗を恐れず失敗経験を多く積み重ねた人だけが「最短」でゴールにたどり着きます。
小石を一つ一つ積み重ね地道にがんばった医療機関だけが勝者になりますので、当サイト内のある記事を読んで分かった気にはならず「即実践」「失敗は成功の栄養素」と胸に秘めて行動に移して欲しいと切に願います。
集患に成功したいならマーケティングという言葉は丁寧に使いたい
今この時点で特に注意してもらいたいのは、やたらと思考停止ワードを使って議論することです。
思考停止ワードの代表的なものは何と言っても「マーケティング」です。
コトラー(マーケティングの大家)の書籍などを中途半端に勉強して「俺は頭が良いぞ」とドヤりたい人に限ってマーケティングという言葉を使いたがるのですが、集患に焦点を絞ると非常に狭い範囲で使うべき言葉である事が分かります。
マーケティングというのは、マーケット(市場)に関わる事全てマーケティング活動と言えてしまいますし、医療機関においては医事課や経営企画課がやれば良い仕事ではありません。
私は上場企業で現在も働いていて、経営学を勉強していた頃に座学でマーケティングの基礎を徹底的に叩き込んだ上でマーケティング実務歴が20年以上にもなる現役ゴリゴリのマーケターです。社内では講師をやったりもしています。
BtoBマーケティングやBtoCマーケティングだけでなくCtoCというちょっと変わったマーケティングも経験しています。
マーケティングを本格的に導入している一般営利企業には「最高マーケティング責任者(CMO)」という役職があり副社長級が就任しますが、事実上のマーケティング責任者は当然ながら社長です。
従って、医療機関でもし本当にマーケティングを導入したいなら、マーケティング責任者は最低でも院長(理想は理事長)という事になり、他の医師と看護師はマーケティングの実務部隊で、それを補佐するのが経営企画課や医事課のスタッフになります。
この時点で「えっ?」ってなりますよね。事務長がマーケティング責任者で医事課中心に進めるものじゃないの?という疑問が沸いていると思います。
ここで簡単な質問をします。患者さんをお客様に例えたとしたならお客様に接しているのは誰でしょうか?
深く考えるまでもなく「医師(と看護師)」ですよね。医師がお客様(患者)に接するわけですから全医師がマーケティングを基礎から勉強しマーケティング実務を行うべきなのです。患者さんからの声を日々積極的に吸い上げてマーケティング活動に活かし集患につなげる必要があります。
なぜなら医師は一般企業で言えば商品そのものだし(客に最も近い)営業部隊でもあるからです。
ですので、もし病院にマーケティング委員会なるものを立ち上げたいなら委員長は院長か理事長で、全医師が委員会メンバーとなり、経営企画課や医事課はサブ的扱いです。
でも、こんなのできるわけないですよね。ただでさえ「医師は偉いんだ」「医師は治療に専念し後は下々の者が何とかすべきだ」と先生たちは思っていらっしゃるわけですから。
つまり、医療機関にマーケティングの本格導入は無理だし非現実的すぎるのです。
ノースウェスタン大学のコトラー教授(マーケティングの第一人者)に質問しろとは言いませんが、マーケティングにそこそこ詳しい人に上記を聞いてみてください。
「そのとおりだね。当然理事長か院長がマーケティング責任者になるし医師はマーケターそのものだよ。」
と秒で返事がくると思います。
コンテンツマーケティングならできる
当サイトのメインビジュアル画像(トップページを開いた瞬間に目に入る大きな画像)に、
医療機関版コンテンツマーケティングを制する者は集患を制す
このような文字が飛び込んでくると思います。
当サイト(集患倶楽部)の主義主張でもあるわけですが、すでに述べたように本格的なマーケティングの導入は医療機関には無理なので、範囲をグッと絞って
「コンテンツマーケティングなら導入可能だし、コンテンツマーケティングにしっかり取り組めば集患は何とかなりますよ」
という事を伝えたかったわけです。
コンテンツマーケティングの「コンテンツ」とは?
コンテンツは「中身」を指します。テレビでいえば番組をコンテンツと呼びますし、洋菓子店なら洋菓子(商品)がコンテンツになります。要は、
「男なら外見でなく中身で勝負(集客)しようぜ」
というのがコンテンツマーケティングです。
医療機関においては医師や医療サービスがコンテンツそのものとなるわけなのですが、そもそも本業である診察すら手を抜きたがる医師が多い中で先生たちに何かをやらせるのは無理です。
仕事に忙殺されている看護師も無理だし給料が安い医事課のスタッフに何かを追加で求めるのも酷というもの。従って一部の人間のみで進める事ができるマーケティングっぽい営みが「医療機関版コンテンツマーケティング」です。
医療機関版コンテンツマーケティングは4つに分かれていて、集患へのインパクトは番号(①から④)の通りで100点満点で配点は括弧の数字を参考にして下さい。
- ホームページの中身を充実させる(60点)
- Googleマップ対策(20点)
- SNSを運用する(10点)
- プレゼンが得意ならYouTubeをがんばる(10点)
上記のどれを自院に取り入れるかは自由ですが、①を避けて通ると集患で大きな成功は望み薄です。
①でやる事は医療コラム(医療のお役立ち記事)の連載です。医師の先生たちは文章が下手だしそもそも文章を書けと言われて書く人種ではないので医師に期待するのは諦めるしかありません。
じゃあ誰が書くかというと事務方(経営企画課や医事課)が医療コラムを書くしかありません。
「医学の知識ないんですが」という言い訳がすぐに聞こえてきましたが、まさに言い訳です。なぜなら医学の知識がない私でもガンガンに医療コラムを書いて集患しているからです。
それにそもそも論ですが医師が書く専門的すぎる医療記事は誰も求めていません。
マーケットが求めているのは「難しい事を簡単に説明してくれる事(人)」です。医師は難しい事をさらに難しく説明してしまう生き物なので医療コラムの執筆には向いていないのです。
例えばコロナウイルスの記事を書きたければ、まず自分なりに調べて書き上げてから医師に校閲(チェック)してもらって医学的におかしな事を指摘してもらった後でホームページ上に公開します。
マーケット(潜在患者)は難しい事を理解してくれないし、そもそもイシュー(目的)は「集患」ですので難しい事を書く必要はゼロです。
年間100コラムを目標に書き上げていき、ザックリとした数字だと50万PV集まれば1日平均10人の新患が増え500万PVまでいけば1日あたり80人くらい患者さんが増えます。
※PVが増えるにつれて患者の伸び率はある程度鈍化します
これが現実的にできる「コンテンツマーケティングらしきもの」です。
本来であれば、医師が患者の声にしっかり耳を傾けて丁寧に診察し、看護師は患者にやさしく接し、医事課は1秒でも早く会計を行えば集患で困ることはありません。なぜならそんな素敵な病院は他に存在しないので「完璧な病院だ」と口コミがSNSで広まるからです。
でも、それが出来ないことが分かっているのでマーケティングらしきものとして「医療機関版コンテンツマーケティング」を提唱していますし、私も普段は当サイトで提唱しているやり方で集患しています。
私は1日平均80人弱の集患に成功した事がありますが、総合病院の方からすると「たった80人?」と思ったのではないでしょうか?
全くその通りです。どんなに優れた手法を用いようとも、医療機関におけるメインコンテンツは医師そのものです。後は全て付属品なので、付属品をどうこねくり回しても1日あたりの集患限界人数は、(私の場合)平均80人までです。
もし1日平均で200人増やしたいならコンテンツマーケティングなどすっ飛ばし、全身全霊をかけて目の前の患者さんに向かって下さい。それが最強のマーケティングになりますので。
専門家は役に立つのでしょうか?
私の立ち位置を明確にしておきます。
私は専門家という言葉が嫌いだし信用もしていません。従って自らを「集患の専門家です」とは絶対に言いません。
「じゃあ何家なの?」
と言われた場合、面倒な時は「作家です」と名乗りますが、私より文書が上手い人は山ほどいますし、私自身作家だけで飯を食べているわけではなく以下の5つのビジネスを同時進行で回していますので、作家と名乗る時も少し遠慮気味に言うようにしています。
- 作家
- 上場企業のサラリーマン
- 起業家(集患支援含む)
- Web製作とSEO・MEO対策業
- 不動産投資家(アパート経営)
「ただの器用貧乏じゃん」とか「二兎を追う者は一兎も得ず」とか「色んな事をできるって事は一つの事に詳しくない証左だよね」みたいな批判が聞こえてきそうですが、それはそれで甘んじて受け入れます。
ただ、私は上記5つのビジネスの内どれか1つ欠けてしまうと恐らく他もうまくいかなくなると思います。なぜかというと、一見すると関連の少ない5つのビジネスを経験して初めて気づいた事がたくさんあるからです。
日本一の経験もありますが、、、
手前味噌で恐縮ですが、私の人生において最も結果を出せたのはアスリートだった時です。学生時代と実業団時代に個人戦および団体戦で日本一になった経験があり、日本一が付くタイトルは片手を超えています。マイナーな競技ではなくそこそこメジャーな競技で、です。
だからといって、自分がすごいとは思わないしアスリートでの経験が全てかと言うとそうでもありません。
アスリートで日本一になった事は得難い経験ではありましたが、サラリーマンでの経験は集患を語る上で絶対に外せませんし起業経験も貴重です。所有しているアパートを満室にするアプローチは他では知らなかったドロドロの世界でした。
少し前に、サッカー日本代表の大迫選手の事を論評する記事で、
「大迫はドイツに行って専門外であるサイドバックや中盤(ミッドフィルダー)を経験する事でフォワードとして大きく成長した」
というものを見かけました。大迫選手をこのように評したのは元日本代表フォワードの福田選手(元浦和レッズ)です。
福田選手も現役時代に複数のポジションを経験する事でフォワードとして成長できた実感があったようで、自分の過去と現在の大迫選手を重ねて論評したようですが、私も本当にそう思います。
大きな総合病院だと経営企画室という部署があると思います。地域医療連携室や医事課とは相容れない部署ですが、連携室や医事課を経験した上で経営企画室に異動したらどうなるでしょうか。
あるいはこの逆で、経営企画室を経てから連携室や医事課に異動したらどうなるでしょうか。元外科医が事務長で赴任してきたらどうなるでしょうか。医事課でがんばっていた人が医学部に合格して医者になったらどうなるでしょうか。
これ↑で全てがうまくいくとはいいませんが、少しワクワクした事が起きそうですよね。
集患も同じだと思っています。集患専門家を名乗る人の実力を怪しむ気はありませんし批判もいたしませんが、私は少なくとも自分の事を集患専門家だとは思っていないし、そのように名乗る気もありません。大門未知子と違って失敗もいたします。
専門家を名乗った方が世間ウケが良いのは分かっていまし情弱を騙すのも簡単でしょう。
でも、自分に対する評価は自分で決められるものではないし、私の集患に対する実力は当サイトで発信している中身を読んでもらって「大したことねえな」とか「そこそこだな」と自由に批評して下されば結構です。
当サイトはビジネス視点で集患を語ります
「専門家」という言葉が好きになれないのと同じくらいの熱量で、私は中途半端な医師倫理が好きになれません。というか嫌いです。
当サイトはバリバリのビジネス視点で集患を語ります。なぜなら、そもそも私自身がゴリゴリの商売人だし、医療機関を「ビジネス」と断言するマインドを持っていないと倒産して地域の患者さんに結果して迷惑がかかってしまうからです。
「医療は人助けであって商売ではない」
と言いたいなら離島や過疎地などで最小限の報酬で医師をやって下さい。医師がいなくて困っているところは国内にたくさんいますので。あるいは「国境なき医師団」に応募するのも素晴らしいと思います。心から尊敬いたします。
でも、「人助けのためになるなら給料は安くて構いません」などと言う医者に出会った事はないし、むしろ「医師の給料が安すぎる」とか「夜勤手当が無い」とか「大学病院でコキ使われてタダ働きるしてる」みたいな事を言う医師は星の数ほどいると思います。
こうやって書くと悪口に聞こえるかも知れませんがそうではありません。医者だって人間だし家族の生活を支えないといけません。ガンジーでもなければマザー・テレサでもありません。ましてやボランティアでもありません。
2019年にバチカンから来日したローマ教皇が、日本の後に立ち寄った国でしつこく手を握ってくる女性信者の手を叩くシーンがありました。後にローマ教皇は公開の場で謝罪していましたが、ローマ教皇だって人間だしムカつく事があるのは当然です。
「医師が金儲けするのはいかがなものか」と言うのは私に言わせればただの偽善だし、周囲がそれを押し付けるのもお門違いというものです。公務員だって派遣社員だって国連の事務員だってみんな給料もらっています。極論かも知れませんが本物のボランティアン以外はみんな働いた対価としてお金をもらって生活しているのです。
さて、ここで立ち止まって考えてみましょう。医師が金儲けを放棄したらどうなるでしょうかということを。
まず、(当たり前ですが)医師の給料は上がらないし雇っている看護師や医療事務スタッフの給料も一生上がりません。これでどう最高の医療を提供しろというのでしょうか。医療関係者だから金儲けしたらダメなのでしょうか。金儲けという言葉がきつすぎるならビジネスという言葉に置き換えればいいと思います。
私は大企業のサラリーマンでもあり起業家でもあるのですが、理念で人が動いたのを見たことがありません。「病院としての理念が大事」みたいな事をドヤ顔で言う人もたまに見かけますが、そんなものはお花畑の話だし私が知る限り理念で人は動きません。
世界中でなぜ戦争が起こっているのか。イデオロギーでしょうか?宗教の対立でしょうか?一見するとそのように見えなくもありませんが、要はおなかが空いているんです。今より良い生活をしたいんです。だから他人から奪うんです。ライオンが縄張りを拡大したり死守するのと理屈は全く同じです。
理念で人が動く極めて稀なケースは「理念に従えば自分の給料が上がる」という期待値がある場合に限ると思います。つまり程度の差はあれ働くモチベーションの源泉はお給料なわけです。
最大の被害者は患者
私がサラリーマンとして勤務しているただただ巨大な会社では、ここ10数年「KAIZEN(改善)」が入ってきました。私はKAIZEN担当として現場の指揮にあたっていますが、なかなか導入が進みません。
なぜかというと、KAIZENをがんばって業務効率化が進んでも出世する保証も自分の給料が上がるという期待値も現場社員に無いからです。
私は5つのビジネスを回している関係上残業は絶対にしたくないので、日々の自分の仕事を自主的にKAIZENしまくってノー残業を貫いています。「山岡君KAIZEN得意だよね?指導者になってくれない?」という事でKAIZEN指導者の立場になったのですが、私は「残業をしたくない」というのが強い想いがあるからKAIZENできるのです。
他の社員はというと、過度な残業はしたくないけど自分や家族の生活費のために適度な残業をしたい人ばかりです。そんな人に対して「KAIZENしましょう」とお経を唱えたところでどうにもなりません。
医師がボランティアンに成り下がってしまった結果、一番迷惑がかかるのは患者さんです。なぜなら、看護師含めた病院やクリニックのスタッフに良い給料を払って上げないと患者さんに笑顔で接する事などできやしないからです。
医療機関の多くが収支トントンかそれ以下だと思いますが、地域の病院やクリニックが潰れてしまったら一番被害を受けるのは患者さんなんです。従って医師がしたり顔で医師倫理を語るのはバリバリ黒字を出した後にしてもらいたいです。
黒字をしっかり出して勤務医や看護師さん、医療事務のスタッフさんの給料を上げてあげる事でこそ、地域に最高の医療を提供する事が出来ると私は信じております。
というわけで、私は中途半端に医師倫理を出してくる先生が苦手だし、そんな医療機関から仕事を頼まれても絶対に引き受けません。
「お前は銭ゲバだ」
「お前はけしからん奴だ」
と思われたかも知れませんが、当サイトは無料で運営していますし私はある条件さえ飲んでくれればビジネスパートナーからも集患支援のお金を取っておりませんので、いくらけしからんと言われようがどこ吹く風、知った事ではありません。
私は好き嫌いがはっきりしていて、私が好きな医師は「ビジネスで医者をやっています」という事をきちんと言える人で、嫌いな人は中途半端に医師倫理を口にする医者です。
ゴルゴ13はたまに人助けをしますが、お礼を言われると「ビジネスだ」とだけ言って去っていきますが、患者にお礼を言われた時に心の中で「治療代をもらっているので助けるのは当たり前」と良い意味で医業を商売と割り切れる人となら良い関係性を築けるかも知れません。
医療事務の愚痴はおもしろいですけど、、、
当サイトは医療事務の人も多く読まれると思いますが、私も医療事務の愚痴的なツイートやブログを趣味で良く眺めています。
が、半分程度しか同情していません。なぜかというと医療事務の裏の顔(本当の顔?)をこの目で見ているからです。
私は集患支援業とは別に、サラリーマンの方の会社でも病院やクリニックを相手に仕事をしていますので、医療事務の方には出入り業者の立場で日々数多く会っています。
断トツで態度がLなのは公立や独立行政法人の医療事務の方ですが、私立病院でもクリニックでも医療事務の人で尊敬できる人にまだ出会っていません。
私は出入り業者の立場的なので冷たくされるのは特に気になりませんが、同じ医療事務の後輩に対する態度や、病院内のビル設備担当の方や掃除のおばちゃんに対する態度とかを見ていると、「この人たちに医師を批判する資格があるのかな」と思ってしまいます。
病院という所が一般企業では考えられないほどのヒエラルキーがある事は重々知っておりますが、一般企業だって大卒と高卒では絶対に越えられない壁がありますので病院だけが特別なわけではありません。大卒の中にだって階級が存在しますし女性が偉くなるのは大変な事です。
決して高給とは言えない医療事務の方に同情する面もありますし、「#医療事務の愚痴」のハッシュタグがついたツイートは読んでいて面白いです。
でも、私は医療事務の方に普段から「かわいがり」を受けている立場なので、医療事務の味方ではありません。もちろん理事長や院長へのプレゼンでも散々な目にあっているので医師の味方でもありません。
ただただ冷静かつ淡々と集患を語っていこう、そう思っております。
レベル別の集患方法
本サイト(SKC集患クラブ)では、初級編・中級編・上級編に分けて集患の方法を解説していきますが、具体的なカテゴライズは下記になります。
- ブリッジとRDライティングによる最強の集患法
- サイト設計図患者向け編
- アフィリエイターの採用と内製化
- 脱マーケティング脱ブランディング
- KAIZEN(改善)
- YouTubeを含めたSNSの運用方法
- 外部リンク対策
- SEOライティング
- MEO対策(Googleマイビジネス)
- サイト設計図Google向け編
- アフィリエイターへの外注
- MSPの設定
- HP制作業者の変更
- ドメインの変更
- 医療広告ガイドラインにおける限定解除要件
- Googleコアアップデート対策
- アクセス解析
- ドメインの決め方と登録方法
- おすすめのレンタルサーバー3選
- wordpressとHTML
- HP製作業者への上手な依頼の仕方
- SEO対策概論
上級編は相当な覚悟を持ってのぞむ必要がありますし、ライティングで躓くと思いますので、まずは中級編のマスターまでを目指してみて下さい。
なお、上級編の「脱マーケティング脱ブランディング」はクリニックや鍼灸整骨院向けの内容で、集患において大変重要な施策になりますので、上級編の他が何も会得できなくてもこれが出来れば将来がかなり開けてくると思います。
KAIZEN(改善)だけは非Web施策で総合病院向けです。総合病院は無駄のオンパレードですのでKAIZENをきちんとやり込めば人員は半分で済みますし診察や会計の待ち時間問題も解消されます。
ただし、KAIZENは最高権力者である理事長が並々ならぬ覚悟をもってまず自分がやってみせ、その次に先生たちにやらせてみて、その後に看護師や医療事務員に、という順番で進めていかないと絶対に失敗します。
多くの企業はKAIZENを現場から入れようとします。そして99%の確率で導入に失敗します。なぜ失敗するのかも含めてカイゼンの光と闇について言及していこうと思っております。
当サイトをなぜOPENしたのか
なぜこのようなサイトを開設するに至ったのかを説明いたします。理由は4つあります。
- 集患の知識をアウトプットする事で頭を整理しておきたかった
- 作家として自分の作品を残しておきたかった
- 患者さんの役に立てる
- テスト
集客や集患にかかわって何やかんやで15年以上経過しますが、ここらで一度アウトプットして頭の中を整理しておきたかったのが当サイト開設の最大の理由です。
研修の講師的な事をやったことがある方なら分かると思いますが、教わるより教える事のほうが自分自身の勉強になりますよね。
当サイトはWEBでの集患法を読者の皆様に教えているような形になっていますが、実は一番勉強になっているのはサイト管理人である私自身なのです。要は、自分自身のためにサイトをOPENしたということです。
②は意外に切実で、小説を本屋に並べられた事が未だに無いので、世に出回った自分の作品がないんですよね。
ヒット小説を出せるほどライティングに自信があるわけではないのですが、これでも一応作家ですので形として何かを残して置きたいのです。で、何を作品として残そうかなと考えたとき、「お役立ちコンテンツ」にしておけばたくさんの方に読んでもらえるかなというスケベ心が沸いたわけです。
とれるものなら芥川賞や直木賞をとりたいですよ。でも、そこまでの実力はないであろう事は薄々受け入れているので、小説を出すかわりに集患倶楽部を作家としての代表作にしてみようと思った次第です。
3番目の理由ですが、当サイトの上級編で推奨している集患法によって直接的なメリットを受けられるのは来院数が増える病院やクリニックですが、実はその裏で患者さんにとっても大きなメリットがあるのです。
この話をし始めるとキリがないので詳しくは書きませんが、風が吹けば桶屋が儲かるじゃないですが、当サイトをOPENすれば患者さんにメリットがあるという謎の論理が私の中にあって、多少は自己満足に浸れるというわけです。
自分の実力をテストしている
最後の理由は「テスト」です。
当サイトでは、最新のSEO対策やSNS運用、あるいはライティングなどを含めて色々なテストマーケティングをしています。
例えば当サイトではキャラクターを使ってみたり、シンプルなデザインにしてみたり、色彩のテストをしてみたり、SNSで複数のアカウントを動かしてアクセスにどのような影響が出るのか等々をテストしているのです。
サイトのロゴを「SKC集患倶楽部」ではなく「SKC syuukan.club」としているのもテストの一環です
私は当サイトでは先生的な感じで皆さまに集患のやり方を披露していますが、実際の現場でやっている事はビジネスパートナーに集患のやり方を教えるわけではなく、Webの権限を一任してもらって「私が集患します」というフルコミッション(完全歩合制)にしています。
集患出来なければ1円も入ってきませんし、かと言って数を伸ばすために地雷患者を呼び寄せてもビジネスパートナーに迷惑がかかるだけなので事前にフィルタリングして良質な患者さん中心に集患するようにしています。
※広告は一切使いません
すごく怖いやり方です。結果が出ない責任は全て自分(私)に跳ね返ってきますので、このようなスタイルをとっている集患業者はたぶん他にいないと思います。ある条件を満たせば集患成功のお金すら受け取らない契約をしているクリニックもありますし、異例と言えるかも知れません。
このようなビジネスをやっているので、結果が出ないのが滅茶苦茶怖いから気が済むまでトレーニング(テスト)をしておきたいってことです。アスリート時代からのクセですかね。小石を一つ一つ積み上げて気が遠くなるほどの準備を重ねて、それでも不安は尽きないのです。
GAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)の台頭によりで集患のやり方はガラっと変わってしまいました。TwitterやLINEの研究も怠るわけにはいきませんし、やらないといけない事は本当に山ほどあります。
無料公開によって起きることを体験しておきたいというのも「テスト」の一環です。
「えんとつ町のプペル」という絵本を無料公開して大ブレークのきっかけとした西野さんというお笑い芸人がいますよね。あれの二番煎じというか「無料で最高品質の情報を世に出すと何が起こるんだろう」という事にも興味があります。
私は起業家でもあるので、ノウハウの無料公開によって自分の身に起きる事を体験しておき次のチャンスに活かしたい、そんなスケベ心です。
キャラクター紹介
最後、本文の記事で登場させるキャラクターを紹介いたします。
山岡 俊明(集患倶楽部主筆)

このSKCというロゴは集患倶楽部の主筆を務める私(山岡)を表しているキャラです。非イケメン過ぎて顔出しすると公害になってしまうので、このロゴを私にしたいと思います。
シベリアンハスキーをtwitterのアイコンにしているのでシベリアンハスキーでも良かったのですが、記事中ではSKCのロゴ=山岡、とさせていただきます。
「当サイトの読者」キャラ
本文中の吹き出し会話でサイト管理人である私(集患倶楽部山岡)に対して質問をする役です。

ガヤ芸人
院内のキャラもたまに登場します。







キャラクターを使う理由
キャラクターを使う理由は2つあります。
1つ目の理由はテストです。当サイトでは極力挿絵(写真やイラスト)を使わないというテストをしています。通常、ホームページを作り込む際は400文字毎くらいに挿絵を入れます。なぜなら文字情報だけだと飽きが来て読者が途中で離脱してしまうからです。
でも、「デザインが大事です」「挿絵は絶対に必要です」みたいなことをドヤ顔で言うホームページ制作業者やSEO業者ってたくさんいるじゃないですか。あれってポジショントークなんです、実は。
素材種から選ぶ挿絵はSEO効果が低いので、できればオリジナルの写真やイラストがベストなのですが、すごくお金がかかるのでクライアントからするとなかなか手が出ないんです。そうすると、SEO業者などは上位表示できなかった理由をオリジナルの挿絵を入れなかったクライアントのせいにしたりするんですよね。
でも、私に言わせれば「それは文章が下手だからでしょ?文章がちゃんとしていれば挿絵はいらないですよ」ということを実証するために当サイトでテストしているのです。ただし、息継ぎが出来ないとやはり読んでて疲れてしまうのでキャラクターを使うことで最低限の「間」を作りたかったのです。
2つ目の理由はリライト防止のためです。
こういうサイトはパクられる運命にあるのですが、できるだけパクりにくいようとの苦肉の策でキャラクターを入れているということです。文字コンテンツだけだと皆さん遠慮なくパクりますからね。
※例え話を多めに入れているのもパクり対策です
ただし、テストを終えるであろう3年後以降は古い記事に対して1記事づつ挿絵を入れていきます。
記事の賞味期限は最長でも3年ですので、Googleに新鮮さをアピールするために3年経過以降に無料素材から選んだ写真やイラストを入れ、6年後には完全オリジナルの挿絵を少しづつ入れていき「更新感」をGoogleにアピールしていきます。
まとめ
当サイトは集患について解説するためにOPENしましたが、すでに述べたように私は集患の専門家ではなく4つのビジネスを同時進行させているゼネラリストです。
サラリーマンの経験上での立ち位置から集患を語る事もあれば、作家として集患におけるライティングを語る事もあります。
また、起業家としてトップとしての孤独さを理事長と分かち合うこともあれば、不動産投資家としてクリニックの立地について解説することもあると思います。
そして、何より当サイトでこだわっているのは「医療は純粋なビジネス」という視点です。
利益を上げられないと結果して不利益を被るのは地域の患者さんですし、利益を上げられなければスタッフも幸せになれません。
「何のために医者になったのか」的な議論は飲み屋でやってもらえればいいので、もし私に集患の問い合わせをする際は「儲けたいので集患について教えて下さい」とストレートに本音を言っていただいた方が返信率は良いと思います。
ではではこのへんで
山岡